BPJ FEATURE
配布前に出回ったPOPは、誰の荷物だったのか
「提供元不明/配布前流出」が起きた瞬間、争点は印刷品質ではなく、寄託・約款・引渡し条件で決まる責任の境界へ移ります。印刷会社はどこまでを商品にし、どこからを断るべきでしょうか。
配布開始前の店頭POPやノベルティが、SNSに先に出てしまう。提供元が分からないまま炎上し、現場は回収と刷り直しで疲弊します。問題の核心は「誰が漏らしたか」より先に、「いつ、誰の責任で預かっていたか」を言えるかどうかです。
AIで集め、現場で考え、印刷の未来を言葉にする。
BPJ WIRE は、編集部が世界のニュースから独自に選定・執筆し、出典台帳で事実確認した記事です。編集長ピックの本編とは別レーベルで配信しています。

配布開始日の前夜、SNSに写真が上がります。店頭POPとノベルティが、まだ配られていないはずなのに写っているのです。店名が入っていれば店が疑われ、入っていなければ「どこから出たのか」が分からないまま憶測だけが広がります。
印刷会社にとって厄介なのは、炎上の第一波が「印刷物の出来」ではなく「管理の穴」へ向かうことです。配布前流出は刷り直し代より、回収や再配送、差し替え要員、告知対応でコストが膨らみます。争点は犯人探しより、責任分界を事前に固定できているかです。…
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