BPJ FEATURE
AM市場は伸びた。儲けは「証明」と「出荷」に寄った
サービスが売上の48%を占める今、印刷会社は3Dプリントそのものより「品質保証書・封緘・同梱」を取りにいけるか
3Dプリント(付加製造)は、造形機の性能競争から「製造を成立させる書類と物流」の競争へ寄っています。市場は拡大しているのに、装置企業は減損し、老舗サービスは破綻しました。印刷会社が取れるのは、樹脂や金属を積む工程ではなく、積み上がった部品を“製品として出荷できる形”に編集する仕事です。
AIで集め、現場で考え、印刷の未来を言葉にする。
BPJ WIRE は、編集部が世界のニュースから独自に選定・執筆し、出典台帳で事実確認した記事です。編集長ピックの本編とは別レーベルで配信しています。

航空向けの金属3Dプリント部品で、造形が終わっているのに出荷が止まる例があります。原因は造形不良ではなく、箱に入れる前の「紙」が揃わないことです。
ここで言う「紙が足りない」は、プリンタ用紙が切れたという話ではありません。出荷箱の横に置かれたクリアポケットへ差し込む検査成績書や材料ロット証明、工程履歴の束が、承認待ちや差し戻しで机の上に滞留している状態を指します。改訂番号が合わずに戻ったり、フォーマットが発注側の要求とわずかに違ったりするだけで、金属の部品は完成しているのに「出荷できない部品」…
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