BPJ FEATURE
年960時間で壊れる「翌朝納品」
送検59件と違反率81.6%の世界で、納品条件を「努力」から「契約と商品」に変えられるか
トラックが来ても、荷物が降りない日が増えています。バース予約に遅れれば並び直しになり、30分を超える待機は記録の対象にもなります。 運送側は「残業で吸収」が難しくなりました。自動車運転者の時間外労働の上限は年960時間です。 監督は4,328事業場に入り、違反は81.6%で見つかっています。 重大・悪質として59件が送検されています。
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BPJ WIRE は、編集部が世界のニュースから独自に選定・執筆し、出典台帳で事実確認した記事です。編集長ピックの本編とは別レーベルで配信しています。

配送が遅れると、印刷会社は「最後に残った工程」を失います。最後の工程とは、刷り上がりを積んで、翌朝に着けるという逃げ道です。
ここで言う「最後」は、印刷機の最後ではありません。営業が「今夜中に刷れます」と返事をし、製造が段取り替えを詰め、加工が多少遅れても封入で人を足し、最後にトラックが拾ってくれる――その連鎖の末端です。配送が詰まると、この後ろ側で吸収してきた組み立てが崩れます。…
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