BPJ WIRE2026-08-19FEATUREメンバー限定約11分
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DMの“紙くず”が、個人情報の主戦場になった

改正個人情報保護法の公布(2026年7月17日)で、委託先の印刷会社は「刷る責任」から「捨てる・止める・報告する責任」へ移るのか。制作費以外の運用対価を、どこまで契約と現場で切り出せるかを考えます。

DMは「委託」なので第三者提供ではない。これが、印刷会社にとって長年の安全地帯でした。 ところが今、事故の中心はデータセンターよりも、現場の紙にあります。個人情報保護委員会(PPC)の年次報告では、民間事業者等の漏えい等で「紙媒体のみ」が10,263件(76.9%)でした。 改正法の公布は2026年7月17日。 施行は「公布日から起算して2年以内で政令で定める日」とされています。 その間に、印刷会社のDM・BPO・AI活用は、契約と現場の設計から組み替えが必要になります。

AIで集め、現場で考え、印刷の未来を言葉にする。

BPJ WIRE は、編集部が世界のニュースから独自に選定・執筆し、出典台帳で事実確認した記事です。編集長ピックの本編とは別レーベルで配信しています。

DMの“紙くず”が、個人情報の主戦場になった

封入機の横に、戻り郵便物の箱が積まれています。宛先不明、転居先不明、受取拒否。DMの現場では珍しくありません。

問題は、その箱の中身が「紙」であると同時に「個人情報」だという点です。しかも紙は、誰かが触り、誰かが運び、どこかに滞留します。PPCの年次報告では、民間事業者等の漏えい等のうち「紙媒体のみ」が10,263件(76.9%)でした。…

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