BPJ WIRE2025-12-28FEATUREメンバー限定約15分
BPJ MARKET|世界市場半期報

統合の後処理が始まった半年。段ボール5工場売却とEU規制の“空白期”が市場を作り替える

需要の上げ下げより、M&Aの次に来る「統合作業」と「契約条項」が仕事を分けた2025年下期。中堅印刷会社は、どの工程を内側に取り込み、どこで待つべきか。

2025年下期の世界印刷・包装市場は、景況感よりも「統合の後処理」が数字と現場に降りてきた半年でした。巨大M&Aが終わったあと、拠点売却、サプライ網の組み替え、仕様の作り直しが始まります。その工程に、印刷会社が取りに行ける利益が生まれます。

AIで集め、現場で考え、印刷の未来を言葉にする。

BPJ WIRE は、編集部が世界のニュースから独自に選定・執筆し、出典台帳で事実確認した記事です。編集長ピックの本編とは別レーベルで配信しています。

対象期間:2025年下期 / 執筆:2026年8月20日。市場レポートは対象期間の公的統計が公表されてから執筆します。米労働統計局の指数は速報値を含み、公表後4か月間改定されることがあります。

統合の後処理が始まった半年。段ボール5工場売却とEU規制の“空白期”が市場を作り替える

2025年下期、世界の印刷・包装市場でいちばん現実的だったのは「需要がどう動いたか」ではありません。買収が終わった後に、工場と契約がどう作り替えられたかです。

段ボール・紙器の巨大統合は、2024年に一度クローズしています。Smurfit KappaとWestRockの統合は2024年7月に完了していました。 そして2025年は、統合関連費用などが継続して開示される、いわば「統合を損益に落とす年」になりました。…

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